「よろしくお願いします」だけのプロフィールが埋もれてしまう理由
2026年8月8日
マッチングアプリのプロフィールで、いちばんよく見かける一文があります。「はじめまして。よろしくお願いします」。
礼儀正しいし、感じもいい。だから多くの人が書きます。でも、この一文だけで終わってしまうと、あなたのプロフィールは他の何百人と見分けがつかなくなってしまいます。
相手は「返信の材料」を探している
アプリで誰かのプロフィールを開いたとき、相手が無意識にやっていることがあります。「この人に何を送ればいいだろう」と探しているんです。
「よろしくお願いします」だけだと、そこに材料がありません。返そうと思っても、書けるのは「こちらこそよろしくお願いします」くらい。そこから会話が広がらないまま、なんとなく終わってしまう。
つまり問題は、印象が悪いことではなく、相手が動きようがないことなんです。
材料は「好きなもの」より「最近やったこと」
ここでよくある次の一手が、趣味を書き足すこと。「映画が好きです」「カフェ巡りが好きです」。これも悪くないのですが、抽象的なぶん、やっぱり返信は書きづらいままです。
効きやすいのは、具体的な出来事を一つ置くこと。
- ✗ 映画が好きです
- ○ 先週ひとりで映画を観に行って、思ったより泣いてしまいました
後者には「何を観たんですか?」という質問が自然に生まれます。相手に質問を1つプレゼントしている状態、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
盛らなくていい。むしろ盛らないほうがいい
具体的に書こうとすると、つい「すごいこと」を書かなきゃと思ってしまいがちです。でも、そこは逆です。
「休みの日はだいたい家にいます」「最近ようやく自炊を始めました」——このくらいの等身大の一文のほうが、読んだ人は安心します。盛った内容は、会ったときに埋め合わせる必要が出てきて、結局しんどくなってしまうので。
書くことが思いつかないときは、直近1週間から探す
とはいえ、「特別なことは何もしていない」と手が止まる人は多いと思います。そういうときは、特別な出来事を探すのをやめて、この1週間で自分がやったことを思い出してみてください。
- 買ってよかったもの(食べもの・日用品でも構いません)
- 行った場所(近所のパン屋さんでも十分です)
- 続けていること、途中でやめてしまったこと
- 最近見たドラマや動画
どれも大きな話ではありませんが、書いてみると意外と引っかかりになります。「近所のパン屋のカレーパンにハマっています」の一行は、「食べ歩きが好きです」よりずっと返信しやすい。受け取る側にとっては、規模より具体性のほうが大事なんですよね。
思いつかない日は、無理に決めなくても大丈夫です。プロフィールは何度でも書き換えられるので、思いついたときに1行差し替えるくらいの気持ちでいいと思います。
まとめ
プロフィールの役割は、自分をよく見せることよりも、相手が話しかけやすい状態をつくること。
「よろしくお願いします」の後ろに、最近あった小さな出来事を一行だけ足してみてください。それだけで、相手の指が止まる確率は変わってくるはずです。
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